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ヤツデ
葉が手の形に似ていて切り込みの多いことを「八」の数字で表現して「八つ手」と名づけられています。毒性はあまり強くない。公害に強いので庭先や公園などでよく栽培されています。
毒草名
ヤツデ、テングノハウチワ、テングッパ、オニノテ、ヌスットノテ、ウシオーギ
学 名
Fatsia japonica
特 性
ウコギ科 ヤツデ属、固い絆で結ばれた雌雄異株の常緑低木
花 期
10〜11月、果期 4〜5月
仲 間
リュウキュウヤツデ、タイワンヤツデ、ムニンヤツデ、フクリンヤツデ、キモンヤツデ、ヤグルマヤツデ、チヂミバヤツデ、キアミガタヤツデ
毒部位
葉、根
成 分
サポニン(Saponin)、タンニン(Tannin)、ファトシン
症 状
嘔吐、腹痛、下痢、麻痺、胃腸炎、魚毒
昔はヤツデの葉を細かく刻み便槽に撒き、蛆殺しに使っていました。
果実は黒く熟し鳥の餌になります。そして種子は鳥の糞と一緒に排出され広がっていきます。
-------- カミヤツデ(通達木) --------
Tetrapanax papyriferum K. KOCH
お・お・おおきい....。通草紙(つうそうし)という水中花などを作る紙の原料になっている。
≪MEMO≫
・葉は奇数(7または9)に裂けるのが普通なので8つに裂けるのは稀。
・花は雄から雌に転換する。
・属名の「Fatsia」は和名の「八手」の音読み「ハッシュ」に由来している。
・葉を乾燥させたものが生薬の「八角金盤(はっかくきんばん)」
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